1.産後骨盤ベルトは着けるべきか？
2.産後骨盤ベルトはいつからいつまで着けるべきか？
3.産後骨盤ベルトを着けるメリット・デメリット

この記事を書いている僕は、整骨院・整体院で施術を10年経験。

年間平均180人以上の産後のお悩みの方の施術に携わっています。

こういった僕が、解説していきます。

本文

■1.産後骨盤ベルトは着けるべきか？

結論として、念のためつけるべきです。
なぜなら、産後の歪みを治しやすい時期は
１か月～１年未満がベストだからです。

１年を経過すると開いた骨盤は徐々に固まり治しにくく、身体の癖になってくるからです。
今までの施術の経験上、たまに２年経って開いた骨盤を良くしたいとお願いされますが、厳しいと断言し、ほかの歪み（反り腰）を良くし体型にアプローチすることをお勧めします。

なので、産後の体型や症状、お悩みがない方でもなるべく産後のベルトを着けることをお勧めします。

ここまで読んだ方は、
もしかすると「産後ベルトをしないとどのような事が起こりやすいのだろう？」と思うかもです。

この後、産後骨盤ベルトを着けるメリット・デメリットのところでご説明します。

なので繰り返しですが、念のため産後骨盤ベルトはしたほうがいいです。

■2.産後骨盤ベルトはいつからいつまで着けるべきか？

結論として、1か月～１年間です。
ただ、産前の状態に体型がすでに戻った・お悩みや症状が改善されたのであれば外してもいいと思います。
なぜなら、産前の状態に戻ろうとする生体反応は個人差があるからです。

ここまで読んだ方は、
もしかすると

出産が帝王切開でお腹の傷が痛いので産後骨盤ベルトは着けることが出来ない

と思うかもです。

しかし、問題ありません。
傷は、2.3か月経つと徐々に痛みが無くなってくると思います。
それでもずっと傷の痛みが続き、体型やお悩みが良くならないのであれば、負担の少ない産後骨盤矯正をお勧めします。

なので繰り返しですが、１か月から１年間は念のため産後骨盤ベルトを着けることをお勧めします。

■3.産後骨盤ベルトを着けるメリット

□産後骨盤ベルトを着けるメリット

①産後開いた骨盤によって定位置にあった内臓は落ちこんでしまうため、腸が落ちこみ便秘の原因になりやすく、胃が落ちこむと消化が悪くなり、太りやすくなります。
1年間を過ぎると徐々に固まるため、
閉めて瘦せ体質をつくる

②産後骨盤が歪むことで妊娠中お腹に赤ちゃんがいるため、反り腰の原因にもなります。
腰痛や反り腰による内臓圧迫により消化悪くなるのを防ぐ
骨盤が歪むと、股関節の負担が増え、股関節痛や恥骨痛を予防する。
体型や症状の予防につながる。