・産後の下痢が続く原因は?ストレス?
・産後の下痢と帝王切開との関係は?
・産後の下痢が病気の場合もある?
・産後の下痢のセルフケア
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
1.産後の下痢が続く原因は?ストレス?
2.産後の下痢と帝王切開との関係は?
3.産後の下痢が病気の場合もある?
4.産後の下痢のセルフケア
この記事を書いている僕は、整骨院・整体院で施術を10年経験。
整骨院・整体院を経営して5年が経ちます。
令和5年中に2店舗目の出店予定
毎月、産後骨盤矯正をご希望の新規患者様は月平均15人以上。
年間平均180人以上の産後のお悩みの方の施術に携わっています。
こういった僕が、解説していきます。
本文
■1. 産後の下痢が続く原因は?ストレス?
□原因はストレス
・どういうことなのか?
産後ママの身体は妊娠前の身体に戻ろうとする回復過程にあり、ホルモンの乱れなどにより体調万全とは言えない状態です。
十分な休養と栄養、睡眠が必要な時期で、特に産褥期(出産後約6〜8週間)は滋養が必要です。
ですが、ゆっくり休めるママは少ないです。
授乳を3時間毎だったり、夜泣きや慣れない育児を行い、自分自身の食生活がおろそかになったりしている方も多いと思います。
睡眠不足が続いたり、不慣れな育児、生活リズムの変化、ホルモンバランスの乱れなどがすとれになっている場合もあります。
そうすると、自律神経の働きが乱れ、自律神経失調症の1つとして下痢や腹部不快感、また便秘も起こりやすくなります。
睡眠不足が続いたり、不慣れな育児や、生活のリズムの変化などがストレスになっている場合もあるでしょうか。すると自律神経のはたらきが弱り、自律神経失調症状の1つとして下痢や腹部不快感、また便秘も起こりやすくなります。
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■2. 産後の下痢と帝王切開との関係は?
帝王切開による出産の場合、
術後に抗生剤を服用することがあります。
細菌の感染を防ぐためにためですが、この影響により下痢や吐き気といった
症状を経験する人もいます。
また術後の癒着を防ぐために下剤を処方する病院もあります。
帝王切開が原因になる、というのではなくその後の処置により下痢や腹痛・吐き気などを起こすことがあるということになります。長く続く症状ということではありませんし、「そういうケースもある」というくらいです。
帝王切開というのではなく、注意しなければいけないのは、発熱や吐き気を伴う下痢です。ウイルスや細菌の影響ということも考えられます。その場合は早く対処しないと赤ちゃんにも関節してしまうと大変なので早めの医師の診断をおすすめします。
■3. 産後の下痢が病気の場合もある?
産後の下痢は病気の原因のこともあります。
代表的なものとして、感染症(ノロウイルスなど)による胃腸炎や「過敏性腸症候群」です。
嘔吐や発熱なども伴う場合は感染症による胃腸炎の可能性もあるので、かかりつけ医に受診しましょう。
過敏性腸症候群は、ストレスにより自律神経が関係していて、腸の蠕動運動が激しくなったり、お腹の痛みを感じやすくなったりして、腹痛や不快感、排便トラブルを繰り返す病気です。
最近3ヶ月の間に月に3日以上連続でお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、
・排便によって症状が和らぐ
・症状とともに排便の回数が変わる
・症状とともに排便の状態が変化する
(便秘と下痢を繰り返す)
は、内科を受診することをおすすめします。
■4. 産後の下痢のセルフケア
その①:消化の良いものを食べる
その②:刺激物を避ける
その③:休む時間を意識的に取る
その④:消化の良いものを食べる
その①:消化の良いものを食べる
自律神経の乱れから腸の動きが弱まっていることが考えられるので、
消化や吸収の働きが弱くなり、それを助ける意味で消化の良いものを食べてください。
また、上の子の世話をしながら、スマホを見ながら、といった「ながら食べ」を控え、なるべく食事に集中して、ゆっくり、よく噛んで食べましょう。
消化の悪い食べ物の例
・脂肪分の多い食事(脂肪の多い肉や魚、生クリームなど)
・人工甘味料
・生野菜
・雑穀
・海藻類など
その②:刺激物を避ける
コーヒーや炭酸飲料、アルコール、過度な香辛料などは症状が出ている間はなるべく控えましょう。
その③:休む時間を意識的に取る
睡眠不足は、自律神経の乱れに直結してしまう。
授乳や赤ちゃんの育児などで生活リズムが整っていない間は、理想的な睡眠時間(連続で7時間)を取るのは難しい場合が多いでしょう。
その間は昼夜関係なく、眠れるときに、眠りましょう。
そして、産褥期は特に利用できるサポートはすべて活用して、思い切って休み、自分の時間を持ってください。
以上、産後の下痢に関する記事でした。
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